H.Y君 1才4ヶ月 )
- 治療内容:
- 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症
喃語は出ますが、はっきりとした言葉はまだ出ません。お母さんは足のツッパリが気になるとおっしゃっていました。下肢の緊張が強く歩行はまだ出来ません。治療4ヶ月後、公園に連れて行ったとき一人で歩けるようになってきました。歩き始めはかかとが浮いてしまいますが、すぐにかかとを着けるようになり、綺麗に歩けるようになります。歩けないと思っていた担当医師が驚いていましたとのご報告がありました。
A.Fちゃん 3才7ヶ月
- 治療内容:
- 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
出生時肺出血があり、緊急オペ後正常となるも、低カリウム血症発症。独歩が出来ますが、右足がつま先立ちか、かかとが浮いてしまいます。興奮するときは必ずつま先立ちとなる。右手に強い緊張があり、左手ばかり使い、右手は殆ど使いません。治療5ヶ月後、右手を頻繁に使えるようになります。
Y.S君 2才4ヶ月
- 治療内容:
- 染色体異常 先天性難聴
出生時仮死が短い時間ありました。脳性麻痺の診断はありません。気管支喘息。オノン、フェノバール服用。知的障害が大きく出ています。つかまり立ちは出来ますが、筋力が無いためかすぐに体を崩してしまい、座り込んでしまいます。発語不能。難聴への治療、知的能力の回復を目指すことを説明しました。
N.Wちゃん 2才1ヶ月
- 治療内容:
- 点頭てんかん/脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
フェノバール、デパケン、リボトリール服用。生後30日後に小児脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)と病院から言われました。発作は薬が効いているためか、今のところ出ていません。1才の時、手を使って食べること、移動はズリバイなどが出来るようになりました。
S.Oちゃん 5才1ヶ月
- 治療内容:
- 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
現在、座位、立位、歩行などは出来ません。32週、1,052gで出生しますが、全身の痙性反射があり、5才時に座位だけでなく立位も困難であり、重度の障害が出ています。言葉は順調に発達しており知的能力への障害はさほど影響を受けずに済んだようです。現在の症状の重さを説明し、運動障害、緊張を取ることに重点を置いた治療を進めます。
K.E君 2才6ヶ月
- 治療内容:
- ウエスト症候群/脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
出生後の1年間は発作は出ていません。エクセグラン、オノンドライシロップ服用。ACTH療法を併用。3ヶ月で首すわり。座位は何とかできます。移動は寝返りを繰り返して行う。言葉はまだ喃語のみ。1才過ぎから発作が出現。朝晩ピクピクする。右前頭葉に脳波異常あり。肘、肩関節の硬縮。下肢は股関節膝関節の硬さがあり、徐々に足関節が硬くなってきました。治療3ヶ月後、喃語の数が増え、一人でずっと何かをしゃべっていたとのこと。
K.A君 2才0ヶ月
- 治療内容:
- 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
斜視、眼振あり。眼振がある場合、脳内に重篤な症状があることが多く、予後は良好ではないことが多い。小児脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)だけでなく、PVEも合併。おしゃべりはまだ出ていません。食事は問題なく、最近ようやく寝返りをするようになりました。言葉は1語文。25週5日、980gで出生。全身の緊張があり、特に両足のつっぱり強い。治療2ヶ月後、股関節の緊張が取れていきます。
C.Uちゃん 2ヶ月
- 治療内容:
- 新生児仮死/脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)の疑いあり
脳波異常、痙攣などはありません。新生児仮死は病院から重症との指摘をされました。また、病院からは痙攣や麻痺が出る可能性があるとも言われました。大脳基底核に出血が認められましたが、その後正常となります。脳低温療法実施。
K.Y君 1才4ヶ月
- 治療内容:
- 新生児仮死/脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
新生児仮死は重症。小児脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)も脳両側性多嚢胞症あり。脳波異常はなく、出生時、脳内出血がありましたがその後正常になります。現在首すわりは出来ますが寝返りは出来ません。喃語が出始めました。よだれは少なく、食事は上手に食べることが出来ます。