M.Yちゃん 1才10ヶ月
- 治療内容:
- 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
出生前月に胎盤から出血。胎盤剥離のため帝王切開に。出生直後、無呼吸発作が数回あり、また熱性けいれんを1回起こす。首すわり、寝返り、「あぐら」のお座りは出来ます。上肢の緊張は右>左。下肢は両側とも緊張が強く、足がクロスします。治療1ヶ月後にはズリバイからハイハイが出来るようになります。
S.Rちゃん 6ヶ月
- 治療内容:
- 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
脳波が微弱。インクレミンシロップ、アルファロール液服用。25週、472gで出生。現在、合併症は認められませんが、出生時体重がとても小さいので、予後が心配されます。治療1ヶ月後には、首が座ってきてお母さんがびっくりしていました。また、声の出が急に大きい声を出せるようになり、おばあちゃんも驚かれていました。今後はゆっくり経過観察をしながら治療を進めます。
N.Yちゃん 4才0ヶ月
- 治療内容:
- 下垂体小人症(76妹)
小児脳性麻痺の診断はなく、歩行困難、話が出来ない。理解が出来ません。睡眠が一定せず、体重がなかなか増えない。好きなものへの意欲はあります。興味の幅が狭いのですが、音や本が好きです。当院の治療内容を説明し、どこまで効果が出るのかは確定的なことは話せないため、経過観察をしながらどの部分が回復できるのかを見極めます。
N.Yちゃん 7才8ヶ月
- 治療内容:
- 下垂体小人症(75姉)
小児脳性麻痺の診断はなく、3才の時から成長ホルモンを注射。全体的に発達遅滞。言葉は1語文が時々出ます。眠りが浅く、意思の疎通が困難です。歩行は可。治療数ヶ月後には、お返事の「はい」が言えるようになります。長期治療後は、理解しようとする姿勢が出てきて、相手の話をじっと聞いている動作も出てきました。
R.Wちゃん 1才9ヶ月
- 治療内容:
- 嚥下協調運動障害 / 無呼吸発作
出生後診断名が下りません。小児脳性麻痺の診断もありません。生まれてすぐに、閉塞性呼吸障害により、咀嚼が上手く出来ません。現在、首すわり、お座りが出来、自立歩行は2~3歩なら出来ます。言葉は少し喃語が出てきました。当院の治療内容を説明。ただ、病名、原因が判明しないため、どこまで回復するのか現在は、何とも言えない旨をお伝えします。
H.U君 3才5ヶ月
- 治療内容:
- 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
23週、644gで出生。1才でお座りが出来ますが、自立歩行はまだ出来ません。舌の動きが良くないためもあり、言葉がまだ出ず、よだれがずっと出ます。理解はあります。股関節、足関節の緊張が目立っています。非常に小さく生まれているため、どこまで回復できるか難しいところです。
H.R君 3才11ヶ月
- 治療内容:
- 異染性白質変成性
脳性麻痺の診断はありません。2才から歩行困難となる。右目の内斜視。進行性のため、徐々に歩行が出来なくなっています。遺伝性疾患であり、重度の予後が想定されます。どこまで治療効果が出るのかは不明でありますが、当院の治療内容や治療効果を説明し治療を開始します。後日骨髄移植を予定されていました。
R.W君 8ヶ月 双子
- 治療内容:
- 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)
「あ~」などの喃語が出始める。背部、足部の緊張が既に出ています。首すわりは大丈夫ですが、ハイハイはまだ出来ません。下肢全体の緊張の強さが目立ちます。今後の治療内容を説明しました。
K.F君 3才9ヶ月
- 治療内容:
- アテトーゼ型脳性麻痺
首すわりの遅さから病院で診てもらい発覚。言葉が出ない、手が上手く使えない。39週、2,430gで出生。破水後出産。その時に感染があったかは不明とのこと。アテトーゼ型脳性麻痺は、予後が良好ではないため、その旨をお伝えします。