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脳室周囲白質軟化症(PVL)の治療 平成26年以前の小児患者様方の様子 4
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PVL(脳室周囲白質軟化症)、PVL合併症、てんかん発作、点頭てんかん、ウエスト症候群、自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、水頭症、網膜剥離、小脳失調、低酸素性虚血脳症、新生児仮死、その他

 

U.I君 2才5ヶ月

治療内容:
脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

知的障害があり現在、「理解」が乏しい。言葉はようやく1語文が出てきて、喃語が少し出るようになる。1才半ごろにやっと歩けるようになりましたが、かかとは両側とも浮いてしまう。左より右足が固い。間もなく療育センターへ通うとのこと。(初診のみご来院)

Y.Sちゃん 3才9ヶ月

治療内容:
脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

つかまり立ちOK。伝え歩きは2~3m位は可能。お座りが出来ない。生後6ヶ月ごろより足のツッパリが目立つようになる。「ボトックス注射」を2,3度受け、現在はつま先立ちが強く歩くことが出来ない。

U.E君 7才1ヶ月

治療内容:
脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

生まれてすぐに小児脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)と診断される。「運動障害が出るでしょう」と言われる。「ボトックス注射」を数回受けました。両手に軽度の運動障害あり。両足の緊張は強い(右>左)。当院の治療内容を説明する。治療1ヶ月を過ぎたあたりで、緊張が緩み始めたので「立つ~しゃがむ」運動の練習を始める。

H.Tちゃん 5才8ヶ月 双子

治療内容:
脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

この1年で急に右足首が固くなる。両手にも麻痺があり、右手の麻痺が強いためいつも左手ばかり使う。治療1ヶ月後には、右手の硬さが取れ初め、今までほとんど使っていなかった右手を使うようになってきた。

K.F君 2才1ヶ月

治療内容:
脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

28週、1,300gで出生。知的障害は若干の遅れがある。現在「パパ」、「ママ」、「おはよう」を話します。寝返り、ハイハイはOK。膝立ちはしますが、お座りが出来ません。股関節が固い。治療3ヶ月後には、つかまり立ちをするようになり、姿勢も良くなってきました。治療後の「股関節の柔らかさ」を感じるとお母さん。

A.K 4才3ヶ月

治療内容:
脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

1才半で熱性けいれんあり。知的能力にやや遅れがある。空間認知、理解面では、理解しようとしますが、行動に移せないことが心配と。知的能力の向上、過緊張が軽減できることを説明する。

E.Aちゃん 4ヶ月

治療内容:
脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

29週、964gで出生。脳波異常は無し。出生10日後ぐらいにMRIで、小児脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)と診断される。現在両側の肘の硬さ、股関節の緊張が目立つ。まだ年齢が4ヶ月ということもあり、ゆっくり様子を見ながら治療を進める。

H.Iちゃん 1才0ヶ月

治療内容:
点頭てんかん / 脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

デパケン服用。目が合わない(視力の問題)。寝返りはまだで、反り返りはない。治療1ヶ月後には、寝返りが出来るようになったとご報告がある。治療3ヶ月後、表情が大分出てくるようになり反応も良くなっている。

A.O君 2才7ヶ月

治療内容:
脳性麻痺・PVL(脳室周囲白質軟化症)

言葉は少し出るようになった。斜視がある。1才半でハイハイが出来るようになりました。1才10ヶ月でつかまり立ちをするようになる。右>左かかとが着かない。今後の治療方針、緊張を取り除くことを説明する。

 

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