ここで少々、ゆったりとした時間を過ごしましょう。当院で利用させてもらっている、無農薬ブルーベリーの産地、岩手県遠野を訪ねて行きました。

 

7月30日、大宮駅9:14発、やまびこ43号に乗り、新花巻駅経由で釜石線遠野駅へ。

 

 

遠野駅周辺は実にのんびりとしていて、遠方を見渡すと360°山々が出迎えてくれます。気温は30℃を越えていましたが、自然の空気はいつも新鮮で、人の気持ちを癒してくれます。昼食は駅から徒歩3分、地元の喫茶店&お食事処『やおちゅう』さんで、立て看板のメニューにあった「ジンギスカン・キムチ丼」を頂きました(写真下)

 

 

昼食を済ませ早速『道の奥ファーム』社長、安藤さんを訪ねて行きました。

 

 

ご挨拶を済ませると、最もご多忙な日でしたが、安藤社長のお計らいで「農園まで連れて行ってあげましょう」とのお話があり、宜しくお願いしますと言って、連れて行ってもらいました。

 

 

 

 

無農薬作りの大変さや、雑草取り、天候不順による収穫の不安定さなど、多くのお話をお聞きできました。当院で作っている「健康飲料」の主役、ブルーベリーは、一つ一つ人の手で、丁寧に汗をかきながら集められたものです。病気で苦しんでいる方や、体調不良の方々の大きな味方となってくれることでしょう。今後も大切に使わせて頂きます。

 

宿へ向かう途中、小川の手前、小さな橋の足元に奇麗な蝶が羽を休めていました。

 

 

今日宿泊する宿です。翌朝の朝食バイキングは大満足でした。地元のお野菜やお惣菜、牛乳も新鮮で大変美味しかったです。

 

 

「便利」、「快適」に溢れかえる現在の大人社会。「便利」になるにつれ、未来を担う子供達の元気が奪われていきます。ヒトは今、自然に回帰し、落ち着きを取り戻さなければいけないのではないでしょうか。この遠野の街並みには、昔の面影がまだ残っております。人にとって最も大切な『心』を育む環境「自然」。世界の賢人達が絶賛した「人類の理想とする秩序国家日本」。何故大人は、大人にとってのみ「便利」、「快適」を選んで、「荒廃した社会」を未来に作ろうとしているのでしょうか。