先日、自宅からそう遠くない公園に行ってきました。5月に入ってこの日は、日中25℃位の気温だったと思います。皆さんは普段から、自然、植物に触れていらっしゃいますか。自然は時に、「立ち止まり、冷静な自分」をプレゼントしてくれます。

 

 

「ヒト」は元来、自然界で生存、繁栄をしてきました。自然界から大きく離れ始めたのは、数百年前位からでしょうか。「ヒト」以外の300万種の生物達は、秩序を守り、1種のみが極端に繁殖することなく、自然と共に共存共栄というサイクルにいます。「ヒト」のみ、人口が増え何よりも、300万種が生息する「自然」そのものを破壊し続けております。ゴルフ場、ホテル、リゾート開発等々、「人間」のみに都合の良い、他を一切顧みない「人間」という種。今一度「人間」という種は、過去の歴史を反省し、「人間の在り様」を真摯に見つめなければいけないのではないでしょうか。

 

 

世界中の賢明な人々は日本を「理想とする尊い国だった」と言っておりました。「モノ」、「お金」、「有名」、「快適」、「便利」、「楽しい」のみをこれ以上追い掛け、次世代を担う子供達の未来社会のために、「秩序」と「心」、「社会の在り方」について、我々大人がここで顧みなければ、子供達の「心」は、出口の見つからない永遠の闇に、閉じ込められてしまいます。

 

 

前回まで扱った「心」、殊に『親の心得・11羅針盤』は、「心」を鍛え磨く教育典範です。この11項目を軸に子育てを行えば、子供は元気闊達になり、理想とする「健全な心」を持つことになるでしょう。「健全な心」を身に付け成長し、人格者となった大人は「崇高な秩序」を最優先課題とし、日本をかつての様な「尊い国」に押し上げることでしょう。

 

さて、「心」についての解説や、何故「心」の存在が日本に、世界に必要とされるのか等、多くのことに触れていきたいのですが、一旦ここで一息入れ、次号からはしばらく、「病気と健康」について話を展開したいと思います。