日本人の皆さんは、日本が、日本人が、日本文化が、日本社会の在り様がどのように世界から見られていたか、ご存知でしたか。日本社会全体の為に日本国民は、どの様な教育を受けてきたのでしょう。どの様な考え方を大人は持ち、行儀作法や行いは、いったい何を心掛けていたのでしょう。以前触れましたが、『心』についての完成された教育法は、聖徳太子の時代も、武士社会の時代も決定的なものは未だ存在しておりません。ではここで、完成品を作ってみましょう。完成版は2部構成からなり、その名称も既に考えてありますが訳があって今は全てを示すことは出来ませんが、基礎基本、礎となる第1部について明らかにしていきたいと思います。第1部は以下の通りです。

 

 

『親の心得・11羅針盤』

  1. 親は常に「泰然自若」でなければならない
  2. 「心」と「体」を健やかに育てる
  3. 「事の良し悪し」と「約束」を中心に、「教えの種」を沢山授ける
  4. 「教えの種」が増えると自分で考え、「考えの自立」が確立され、やがて完全な「自立」へと移行する
  5. 「叱る」意味とコツ。「叱られる」分だけ子供は成長する
  6. 親は子供から見て「尊敬」される存在になると、子供は素直になる
  7. 「親子の絆」が成立すると、「不安」、「心配」が一切無くなる
  8. 「威厳」の意味。「威厳」が出来ると、親子の絆が完成する
  9. 力強い「心」はこうして出来る。「心の体力(スタミナ)」が「心」を強くする
  10. 高い「志」を持たせ、明るい将来像を子供に持たせる
  11. 「健全な心」の完成

 

 

この『親の心得・11羅針盤』は、子育てに於いて終生使えるものでもあります。日本文化が創出したものは多岐にわたり、武士道、剣道や相撲道。前衛芸術と言われる「能・狂言」。日本文化の象徴の1つでもある「畳と正座」は、「書道」、「茶道」、「華道」を生み出します。因みに我が家も「畳」と「正座」を大切にしております。『心』を育てる基本形は「正座」です。ですので食事の時は、「肘をつき足を組む」欧米化のスタイルは外し、日本式にしております。「畳と正座」は日本文化と言っても良いほど優れたもので、「自己を律する(心の抑止力)」能力を持たせてくれます。「畳と正座」によって育まれたその姿は時に、品格、美しさの「極み」を生み出します。

 

次回はこの『親の心得・11羅針盤』について、少々解説してみたいと思います。