鍼の効果
鍼をすると、刺鍼部の血流がよくなり、筋が活性化します。
筋が活性化するという事は、筋をゆるめる作用が生まれるという事です。
じっとしていても、運動をさせた時と同じ作用が身体の中で起こります。
筋肉は、皮膚の表面に近い浅層から、骨に近い深層に至るまで、何層かになって骨格を支えています。鍼は深層にある、直接触れることができない筋を緩める効果が期待できます。
例えば、鍼をする前は反り返りが強い赤ちゃん、反対に猫背のように身体を丸めていた赤ちゃんが、刺鍼後は背中の筋がゆるみ、リラックスしている姿を見せてくれます。
また寝つき、睡眠に問題を抱えている子どもたちが、鍼をした日からよく寝るようになったというお話をよく伺いますが、これは筋が緩むことにより、心身共にリラックスしたからでしょう。
そのような赤ちゃんや、子どもたちにとって、大和鍼灸院の治療は、発育の基盤作りにもなっています。
2023年4月