PVL/脳室周囲白質軟化症 レポート15 / 脳室周囲白質軟化症(PVL)の治療ならさいたま市の大和鍼灸院へ

PVL/脳室周囲白質軟化症 レポート15
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PVL/脳室周囲白質軟化症 治療前・治療後の最新動画 レポート15

レポート1~4までは、PVL(脳室周囲白質軟化症)当院の指標、PVL/大和スケール・グレード3を軸に公開致しました。グレード3は様々な緊張はあるものの、「独歩が出来る」お子さんのグループになります。緊張、運動障害の出方がはっきりしており、また軽度グループなので、治療効果の変化が大きく出やすく、分かり易いグループになります。参考までに下記に、グレード1~3、グレード4~6、グレード7、8、グレード9、10を掲載します。

  • グレード1~3 軽度であり、かかとが浮いてしまう、足先が内転するなど、様々な緊張や硬さといった麻痺はあるものの、自身での立位、独歩が出来る。
  • グレード4~6 やや重い運動障害や若干の知的障害を伴う場合がある。自身での立位不可、独歩不可。全身各所の筋の過緊張が強く出ており、足がクロスする。
  • グレード7、8 出生時体重500g以下で予後不良、または新生児仮死などの合併症をわずかながら伴うグループ。かなり重い運動障害や知的障害がある。自身での立位不可、独歩不可。グレード4~6よりも一段と全身の過緊張が強く出る。
  • グレード9、10 最重度の運動障害、知的障害がある。3才になっても寝返り不可、移動不可、視力0で、治療効果が大変出にくいタイプ。

 

レポート15

S.Y君 初診: 令和4年1月25日(5才)

医師から言われた言葉
39週2日 2768gで生まれ、出生時は異常なし 1歳10か月の時にMRI検査をし、PVLだということがわかる。当時は、医師からは左手の麻痺はあるが、足には麻痺はないと思うと言われた。

 

成長の記録
生まれた時からずっと左手を握っており、うまく動かすことができないのだなと感じていました。近くの小児科で相談し、紹介状を書いてもらい大きな病院を受診しましたが、MRI検査をしなかったため、特に異常はないと言われました。
左手がうまく動かせないためハイハイはできるようにならず、ずっとずりばいでした。1歳6か月で初めて数歩歩けるようになりましたが、歩き方が安定せずにすぐに転んでいました。1歳7か月で保育園に入園すると、先生から左手と左足について病院で診てもらった方がいいと言われ、大学病院でMRI検査をし、PVLとわかりました。その後は定期的にリハビリを受けることと、靴の中敷きを使用すること、家で踵が硬くならないようにマッサージをすることで経過をみていました。
歩いたり走ったりすることはできましたが、成長するにつれ左足の内旋が強くなってきたように感じていました。また、本人も足の疲労や転びやすさは感じているようでした。リハビリを受けている病院の整形外科の先生に相談すると、「成長するにつれ内旋は強くなっていき、最終的に身長の伸びが止まる頃(16歳頃)にはつま先が内側に90度くらい曲がってくるかもしれないけど、歩けなくなることはないと思う」と言われとても驚いたのを覚えています。何か改善する治療はないかと検索したところ、大和鍼灸院のHPの動画を見て、すぐに予約の電話をしました。幸い家が通える距離であったため、すぐに治療をはじめ、現在は左足の内旋はほぼ気にならなくなり、左手も前より使えるようになっていると感じています。 現在は、週2回の1日治療に通院中です。

PVL/脳室周囲白質軟化症動画1 令和4年(2022年)6月11日公開

 

 

お母様からのコメント

*治療終了時にコメントを頂きます

 

院長コメント S.Y君  PVL/脳室周囲白質軟化症 グレード3

初診:令和4年1月25日(5才)
「3週間特別治療」内容で、週2日ペースで治療を継続

「独歩」が出来る2組目のお子さんです。3週間特別治療が実施できなかったため、治療開始から平均して、1日治療(9時~17時)を週2回のペースで治療を継続しています。

さて、動画を見てみましょう。お母さんのお話にあるように、左足の内旋が課題となるケースです。今回は全部で3本入っており、1本目はご自宅での歩行、小走り。2本目は当院廊下での小走り、歩行。そして3本目は当院廊下での歩行のみとなります。1、2本目は「治療前」のもので、3本目は「治療後・3ヶ月半後」のものになります。

1、2本目を合わせてみてみましょう。治療前の歩行ではやはり、左足の内旋が目立っていますね。右足の内旋も少し出ています。そして小走りではどうでしょう。同じように左足内旋の大きさは変わっていません。また、かかとの浮きがこの時はっきり出てきました。通常正しい小走りは、かかとは着きながらの状態にならなければいけません。ですが左足かかとの浮きが強く出ており、右足のかかとも少し浮いております。

3本目です。治療がある程度経過した動画になります。この時は歩行のみの記録になりますので、左足の内旋を見てみましょう。緊張が取れ始め、足の内旋が随分小さくなっております。(*記録できませんでしたが、かかとの浮きも小さくなり始めています)

S.Y君も3本目の動画は、治療の序盤が終了している時期になります。今後治療中盤、終盤を迎えますが順調に緊張は取れていくでしょう。もう少し頑張ろうね。

PVL/脳室周囲白質軟化症・動画2

 

 

院長コメント

S.Y君は諸事情により3週間特別治療を実施せず、週2回のペースでずっと治療を行ったお子さんです。公開動画1から約1年3ヶ月後、今年5月の動画になりますが、その後の様子を公開致します。

始めは普通の歩行から見てみましょう。左足の内旋と左腕が上がってしまうことが課題となっています。小走り時のかかとの浮きも課題でしたが今回は左足の内旋、左手の浮きを見てみます。

前回治療後の歩行では、左足の内旋は随分正面を向くようになりましたが、左手に緊張が強くあり、常時手が上がっていました。今回はどうでしょう。麻痺が弱い方の右腕右手は常時下がっており歩行時、良く手を振れています。左腕左手も右手と同じように、随分と下がっており手を振れるようになってきました。左足の浮きがかなりなくなり、左手の麻痺が一段と取れ、いよいよ麻痺が無くなってきましたね。 次の動画は「屈伸」になります。今までは上手に出来ませんでしたが、かかとを着けたまま上手に出来るようになってきました。まずまずの回復ぶりですね。S.Y君をはじめどのお子さんも順調に回復しています。当院では「治療前」、「治療後」の動画を必ず公開しPVL児が、「具体的に」、「はっきり分かるように」治療効果を今後も公開していきます。当院通院中の子供達が、段々と麻痺が取れていく様子、奇麗に歩ける様子をお伝えできることは大変嬉しい瞬間です。PVLについて不安、心配を抱いていらっしゃる親御さんはどうか、大きな希望、明るい気持ちを持って下さい。PVL治療についてお考えの親御さんは是非、ご参考になさって下さい。

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