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PVL/脳室周囲白質軟化症 レポート6
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PVL/脳室周囲白質軟化症 治療前・治療後の最新動画 レポート6

レポート1~4までは、PVL(脳室周囲白質軟化症)当院の指標、PVL/大和スケール・グレード3を軸に公開致しました。グレード3は様々な緊張はあるものの、「独歩が出来る」お子さんのグループになります。緊張、運動障害の出方がはっきりしており、また軽度グループなので、治療効果の変化が大きく出やすく、分かり易いグループになります。参考までに下記に、グレード1~3、グレード4~6、グレード7、8、グレード9、10を掲載します。

  • グレード1~3 軽度であり、かかとが浮いてしまう、足先が内転するなど、様々な緊張や硬さといった麻痺はあるものの、自身での立位、独歩が出来る。
  • グレード4~6 やや重い運動障害や若干の知的障害を伴う場合がある。自身での立位不可、独歩不可。全身各所の筋の過緊張が強く出ており、足がクロスする。
  • グレード7、8 出生時体重500g以下で予後不良、または新生児仮死などの合併症をわずかながら伴うグループ。かなり重い運動障害や知的障害がある。自身での立位不可、独歩不可。グレード4~6よりも一段と全身の過緊張が強く出る。
  • グレード9、10 最重度の運動障害、知的障害がある。3才になっても寝返り不可、移動不可、視力0で、治療効果が大変出にくいタイプ。

独歩が出来るタイプのお子さん方は、治療期間が最も早く終了するタイプですので、
独歩が出来るお子さんがいらっしゃる方は、早期に治療を行った方が良いでしょう。レポート4までは、分かり易い変化をする、独歩が出来る軽度グループを先行して公開致しました。さて、準備が整ってきましたのでこれより、やや重いグループ、グレード4~6をしばらく公開致します。今しばらくお待ち下さい。

 

レポート6

K.K君 東京都在住 初診 令和元年 12月12日 10ヶ月  PVL(脳室周囲白質軟化症)と診断 令和2年5月13日掲載

医師から言われた言葉

足首の硬さや、お座りの際に両足をピンと伸ばしてしか座れないことなどが気になり生後9ヶ月時点でかかりつけの小児科に相談するも「気にしすぎ」と言われる。 その後もやはり足首の硬さと、ずり這い時に硬くなる左足や手指が大変気になり、インターネットで検索していたところ大和鍼灸院に辿り着く。大和鍼灸院では初診時にPVLの可能性が高いとの説明を受け、すぐに大学病院にてMRI検査を行うも「MRI画像では所見なし、経過観察」とのこと。

 

成長の節目の記録
出生37週 2425g
首すわり 3ヶ月
寝返り 9ヶ月
ずり這い 9ヶ月
つかまり立ち 11ヶ月
伝い歩き 11ヶ月 

 

PVL/脳室周囲白質軟化症動画1 令和2年(2020年) 5月13日公開

 

 

 

お母様からのコメント

丁寧に身体を診ながら納得のいく説明をしてくださった大和鍼灸院の先生方の言葉を信じ、治療を開始しました。
当時、大和鍼灸院に診てもらっていなかったらと思うと本当にゾッとします。

 

院長コメント K.K君  PVL/脳室周囲白質軟化症 グレード5

初診 令和元年 12月12日
3週間特別治療 令和2年 2月25日(1才0か月)開始 3月19日終了

 

K.K君はグレード5ですが、グレード6に比べて回復する速度が速いことが特徴となります。今回公開する動画1の内訳は、全部で5本入っており、初めの動画は特別治療2日前で、2~5本目は特別治療開始直後から、2ヶ月後までの変化をご覧頂けます。では、解説致します。

1つ目の動画は、ズリバイをしていますが、左足が特に麻痺が強く出ています。右足の蹴り出しに対し、左足は膝が伸び切ったままで、緊張が強く出ております。また、右足の足底部分と見比べると分かり易いと思いますが、左足の足底(足の裏)が絶えず上を向いていて、また足の母指球当たりが更にねじれており、このまま立たせた場合、足底が外へ向き、伝え歩きもできないでしょう。

2つ目の動画は、特別治療5日目に撮影されたものです。回復が非常に早く、前半ではハイハイが出来るようになり始め、あの左足は「ねじれ」がかなり取れ、右足とほぼ同じ動きが出来るようになってきました。

3つ目の動画は、特別治療後約1ヶ月半後のものですが、足だけではなく全身に及ぶ過緊張がかなり取れたため、本人、大分興奮気味で「マッハの勢い」でハイハイをしています。

4つ目、5つ目は、特別治療後約2ヶ月後に撮影されたものです。右足同様に左足の運びも綺麗な動きが出来ています。お外での映像は、石の階段をよじ登る場面ですが、右膝を上げ、左膝、次に右足のかかとを着け、左足のかかとを着けます。PVL(脳室周囲白質軟化症)専用、「3週間特別治療」を実施したのが1才0ヶ月ですが、強い麻痺が出てくる前に治療を実施した成果が、やはり出ている一例と言えるでしょう。レポート5では、3週間特別治療の対象年齢を「1才6ヶ月(1才半)」と、年齢を下げて行った成果をご報告しましたが、レポート6のように、場合によっては対象年齢を「1才0ヶ月」と、さらに引き下げても効果が非常に出ています。よって今後は、特別治療開始目安を「1才0ヶ月」も対象年齢とすることを付記しておきましょう。全体として順調な麻痺の取れ方をしており、既にゴールが見え始めております。このまま頑張っていきましょう。

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