PVL/脳室周囲白質軟化症 レポート2 / 脳室周囲白質軟化症(PVL)の治療ならさいたま市の大和鍼灸院へ

PVL/脳室周囲白質軟化症 レポート2
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PVL/脳室周囲白質軟化症 治療前・治療後の最新動画 レポート2

*当院、PVL(脳室周囲白質軟化症)治療受診希望の患者様へのお願い

当院PVL(脳室周囲白質軟化症)治療をご希望の方は、お子さんご本人の現在の歩行状態、麻痺が出ている動きを動画にてご記録下さい。当院での治療経過観察として、必要となる大切な検討事項となるため、ご協力下さいますようお願い致します。尚、初診時に当院内にて麻痺の状態を記録させて頂く場合もございますので、併せてご理解下さいますようお願い申し上げます。

 

患者様の喜びの声をご紹介いたします。

レポート2

治療前の状況  (S.Nちゃん 兵庫県在住 初診 令和元年 6月1日 2才1ヶ月)  PVL(脳室周囲白質軟化症) 令和元年9月14日掲載

1、今後の歩みについて、医師から言われた言葉

・1歳児検診の際に足の甲の丸さ、足首の硬さと伸びを指摘され初めてPVLの説明を受ける。理学療法を受けて様子をみることになる。
・2歳になり療育を受けるため担当医に意見書を作成してもらうが、病名の欄に「脳性まひ(軽度)」と書かれる。
MRIではそれ程の異常は見られないが、足首の硬さなどから書類上脳性まひと記入したとのこと。

2、成長の節目の記録

・出生 30週 1452g

・首すわり 4ヶ月
・寝返り 8ヶ月
・ずり這い 11ヶ月
・はいはい 1歳2ヶ月
・伝え歩き 1歳3ヶ月
・一人歩き 1歳9ヶ月

                    

治療前・治療後 写真 PVL(脳室周囲白質軟化症) 立位時は常時かかとは着いています

治療前

 

治療前・治療後 動画1 PVL/脳室周囲白質軟化症  令和元年(2019年)9月14日公開

 

S.Nちゃん お母さん談

脳性まひと診断され、理学療法以外にも何か出来ることはないかとインターネットで検索すると針治療を受けている人が多かったのでまずは自宅近くの鍼灸院に通い、その後よりPVLに詳しそうな大和鍼灸院にうつりました。
初めに説明を聞きに行くと院長先生からは「軽度だし、治ります」とはっきり言われ通院することに。
3週間の集中治療前は左かかとが浮いて早歩き気味だったのが、今ではかかとをつけてゆっくり歩けるようになりました。
病気の説明も詳しくしてくれ、治療計画も立てて頂いているので、新幹線での通院は大変ですが納得して通っています。
まだ治療はしばらく続きますが今後の変化が楽しみです。
これからも宜しくお願い致します。

院長コメント S.Nちゃん  PVL/脳室周囲白質軟化症 グレード3

初診 令和元年 6月1日
3週間特別治療 令和元年 8月6日(2才3ヶ月)開始 8月25日終了。

S.Nちゃんの静止画、動画を撮影したのは、3週間特別治療直後になります。S.Nちゃんの治療前症状の特徴は、左足かかとだけでなく、右足のかかとも浮いた状態での歩行です。また、全体での所見は、歩行時、頭部、体幹、下肢の3つが縦に一本の棒状の様になり、緊張のため、ゆるんでいる部位が見受けられない点です。また、歩行時に下肢自体も膝の曲がりが無く、両足とも緊張によりピンと伸びた状態です。左足、右足かかとが浮いた状態でゆっくり歩くことが出来ず、「トトトっ」とやや早めの歩行になっています。

3週間特別治療後は、左足、右足のかかとだけでなく、全身の緊張が取り除かれたため、両足かかとを着け、ゆっくり歩くことが出来ます。また、治療前と比べ治療後は、膝が柔らかい動きになり、体幹もゆったりとした動きが見受けられます。S.Nちゃんもグレード3のため『短期特別治療』対象者となり、第1期全6ヶ月、第2期全6ヶ月ですが、3週間特別治療後の症状の程度から、第1期は6ヶ月も必要はないと判断され、期間が短縮される見込みです。また、第2期も同様に短縮されるでしょう。治療ペースは親御さんのご要望を出来るだけ反映させていきたいと思います。また、今後の変化については、情報を随時お伝え致します。

      

治療前・治療後動画2 PVL/脳室周囲白質軟化症 令和2年(2020年)1月16日公開

S.Nちゃんのその後の動画になります。動画2の撮影日は、動画1の約3ヶ月後の映像になります。では動画1、そして動画2の映像を解説しましょう。動画1は、PVL(脳室周囲白質軟化症)専用、3週間特別治療直後の映像ですが、歩き始めから最後まで、進行方向に対して体の向きが絶えず、やや右に向きながらの歩行となっています。両側のかかとが初めて着いての歩行でもあるので、体重移動や歩行時の足の力加減が分からず、恐る恐るでの歩行です。動画2を見てみましょう。歩き始めこそやや左へ歩き始めますが、すぐに進行方向へと真っすぐ歩けるようになっています。また、途中で麻痺が強い左足かかとが時折浮きながら歩行し、後半は両足のかかとを着けての落ち着いた歩行が出来るようになっています。後半の歩行は、この3ヶ月間の歩行訓練により、体重移動、下肢の正しい筋の使い方を足が覚え、なじんでいる状態です。PVL(脳室周囲白質軟化症)専用『3週間特別治療』直後は、急激に全身の過緊張が取れてしまうため、しばらくは「かかと」は上がりません。ですが、当院受診前にはどのお子さんも、かかとを上げての「過緊張の歩行」を、下肢の筋や脳が記憶してしまい、今まで長い期間覚えこんでしまっているため、興奮時やそれ以外の時でも、時々かかとを上げてしまうことがあります。3週間特別治療後は、それら記憶の刷新と、正常な筋の使い方を修得する期間でもあります。そして次の段階へと進んで行きます。

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