PVL/脳室周囲白質軟化症 レポート1 / 脳室周囲白質軟化症(PVL)の治療ならさいたま市の大和鍼灸院へ

PVL/脳室周囲白質軟化症 レポート1
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PVL/脳室周囲白質軟化症 治療前・治療後の最新動画 レポート1

*当院、PVL(脳室周囲白質軟化症)治療受診希望の患者様へのお願い

当院PVL(脳室周囲白質軟化症)治療をご希望の方は、お子さんご本人の現在の歩行状態、麻痺が出ている動きを動画にてご記録下さい。当院での治療経過観察として、必要となる大切な検討事項となるため、ご協力下さいますようお願い致します。尚、初診時に当院内にて麻痺の状態を記録させて頂く場合もございますので、併せてご理解下さいますようお願い申し上げます。

レポート1

治療前の状況(E.H君 福井県在住 初診 令和元年6月4日 3才6ヶ月) PVL/脳室周囲白質軟化症  令和元年9月10日掲載

1、今後の歩みについて、医師から言われた言葉

・医師には初め、良くて独歩、悪くて杖を使っての歩行と言われる。
・2ヶ月の療育センター入所(2才8ヶ月~3才)によって、独歩が出来るようになる。
・しかし、将来的には、集団生活やでこぼこ道などは、杖や車いすが必要になってくるかも知れないと言われる

2、成長の節目の記録

・首すわり 生後7ヶ月
・寝返り  生後8ヶ月
・ずり這い 生後11ヶ月
・はいはい、伝え歩き 生後1才3ヶ月
・一人歩き(独歩) 3才

                    

治療前・治療後 写真

治療前

治療後

 

治療前・治療後 動画1 PVL/脳室周囲白質軟化症  令和元年(2019年)9月10日公開

列の最後、グレーのトレーナーがE.H君

 

E.H君 お母さん談

独歩は出来るようになったものの、3ヶ月に一度のボトックス注射をしても、かかとの浮き、右足の内転が治ることはなく、歩行の姿もとても不格好でした。手術も勧められましたが、この状態が完全に治ることはなく、成長の過程でボトックスと手術を繰り返すとのことでした。

歩けるようになったことで、本人も意欲が増し、「ジャンプしたい!!」、「走りたい!!」と言うようになりました。その願いを何とか叶えられないかと医師に相談したところ、難しいと言われました。そんな時、大和鍼灸院さんに出会い、生まれてからの様子を説明した上で、先生に完治できますとのお返事を頂きました。

医師には走ることもジャンプも出来ないと言われたので、大和さんの完治レベルを知ると、まるで夢のようでした。通院しながらも、しばらくは信じられず、本当に大丈夫なのだろうかと、、、。遠方だと言うこともあり、頻繁には通えないので悩んでいたところ、院長先生より通いやすいプランをご提案頂きました。

一度目の治療で、何度ボトックスをしても真っすぐになることはなかった、硬く内に入った右足が真っすぐになり、かかとも着いた時は嬉しさと驚きで言葉になりませんでした。今までバランスが取れず一度も出来なかった体操座りも出来るようになりました。かかとが着いた状態でしゃがむことも出来るようになりました。通う度に立位、歩行姿勢がとても綺麗になり、保育園の先生方、周りの人が皆驚きました。

病院では治らないとしか言われなかったPVLという病気に、院長先生はとても知識をお持ちで、なるほど~と納得する説明を沢山して頂きました。病院では手に麻痺はないと言われていましたが、先生はすぐに麻痺があると気付いて下さり治療して下さいました。何故治るのかの説明も、とても分かり易く説明して下さいました。

院長コメント E.H君  PVL/脳室周囲白質軟化症 グレード3

初診 令和元年 6月4日
3週間特別治療 令和元年 7月2日(3才7ヶ月時)開始 7月21日終了

E.H君の治療後の静止画、動画を撮影したのは8月下旬になります。3週間特別治療終了から約1ヶ月後の治療効果をご覧になれます。E.H君の症状の特徴は独歩が出来ますが、両側足先の内転、両側かかとの浮き、お尻(臀部)の出っ張り、緊張による膝が曲がった状態が見受けられます。3週間特別治療の効果は、急速に全身の麻痺を消失させる効果を発揮します。今後数ヶ月で、全身の隅々まで完全に麻痺を取り除いていきます。E.H君は『短期特別治療』対象者となりますので、第1期全6ヶ月、第2期全6ヶ月の期間を要しますが、その期間はお子さんの回復度により変わってきますので、最大でそれぞれ6ヶ月間を設定していますが、回復が早いタイプですので第1期6ヶ月、第2期6ヶ月は短縮されると思われます。また、第2期は機能修得期間になりますが、事実上検診にもなっているので、1~3ヶ月に1度の通院でも構わないと考えており、親御さんのご都合に合わせて決めて行きます。また、今後の変化については、情報を随時お伝え致します。

                                             

E.H君のその後 治療動画2 PVL/脳室周囲白質軟化症  令和元年(2019年)11月29日公開

 

院長コメント

E.H君のその後の状態になります。PVL(脳室周囲白質軟化症)専用となる、「3週間特別治療」1ヶ月後の状態から、約3ヶ月後の令和元年11月に撮影された映像で、当院独自のトレーニングに沿って練習を重ねた結果をご覧になれます。「3週間特別治療」1ヶ月後と、4ヶ月後の映像を解説してみましょう。1ヶ月後では、全身の過緊張が取り除かれ、「かかと」を着けて歩けるようになりました。ですが、初めてかかとが地面に着いたため、前後の体重移動や左右のバランスがまだ上手に取れず、歩行時は体が「ふらふら、ゆらゆら」した動きとなっています。動画1の治療1ヶ月後の歩行時、E.H君が向こうからこちらに歩いてくるつま先をご覧下さい。つま先が「すり足」状態で、上手に挙上することが出来ていません。そして練習3ヶ月後の動画2を見ますと、過緊張が取れたため、体幹や下肢の筋が、正しい使い方を修得できるようになりました。よって「ふらふら、ゆらゆら」といった不安定さが消失し、真っすぐ歩けるようになっております。つま先の「すり足」が消え、つま先を挙上しながら綺麗な歩行が出来ています。もうしばらくすると、いよいよ「ジャンプ」、「走る」の練習が始まります。間もなく「ゴール」ですね。もうちょっと頑張りましょう。

E.H君のその後 治療動画3 PVL/脳室周囲白質軟化症  令和2年(2020年)1月24日公開

 

院長コメント

E.H君の追加情報を公開させて頂きます。動画2の公開から約1ヶ月後の変化になります。治療及び歩行訓練は順調に進み、動画3の前半、後半の動きを見てみましょう。動画2の歩行はまだまだ未完成な歩行です。ご覧頂きたい点は、動画1は、かかとは着きますが、全身の動きが不安定で足が「すり足」状態です。動画2は、歩行の安定が増し、「すり足」状態が消失し、足先を挙上しながらの歩行が出来るようになってきました。ここで、動画2と動画3の前半にご注目下さい。動画2では、確かに綺麗な歩行の様に見えるでしょう。一般の方々も「もう治っているのか」と思わせるぐらいの映像かも知れませんが、私から注釈を入れさせてもらうと、まだ両上肢の緊張、体幹、両下肢の麻痺、緊張は十分には取れていません。この段階で最も適切な表現は、「大きな回復を見せています」が適切な言葉となります。決して「治っている」レベルではありません。

解説します。動画2の注意すべき点は、歩行時に「膝が伸びていない」点にあります。左足を前に出すとき、右足は後方へ移動しますが、その時膝が十分に伸び切っておらず、膝が曲がったまますぐに、今度は右足を前に出す歩行をしています。同じく右足を前に出すとき、同時に左足が後方へ移動する際左足の膝も、伸び切る前にすぐに前へ歩き始めようとしています。この歩行は、股関節及び両下肢の複数部分に過緊張が残っているときに出現する歩行です。分かり易く言えば、「膝が曲がったままの歩行」となります。さて、動画3前半の歩行を良くご覧ください。いよいよ股関節部、両下肢の複数の過緊張が消失し始めると、この歩行が出現します。歩行時に注目すべき点は、左足を前に出すときは右足が後方へ、右足を前に出すときは左足が後方へと移動します。後方へ移動をした足の動き、殊に膝の動きにご注目下さい。右足が後方へ移動する際、右ひざがしっかり伸び切っている点、そして同時に右かかとも十分に地に着いている歩行が出来ている点です。そして両下肢全体の動きが非常にしなやかな歩行になっていることが重要になります。この歩行は、いよいよ「全治」する直前に出始める歩行であることをここに明記しておきましょう。

さて、最後に動画3の後半部分に触れておきましょう。親御さんには事前に、「治っていくまでの全過程」を良く説明させて頂いていたので、この映像を見ても落ち着いていらっしゃったようです。前方へ歩いて行き、大きな柱の所を左に曲がって隣の部屋へ行き、動画の終了間際までの動きを解説します。大きな柱に差し掛かって左へ曲がる時、一度だけ右足のかかとが浮きました。また、動画終了間際の3歩ほど、右足が「すり足」状態になっています。もう無くなったはずの「すり足」の出現や、時々「かかとが浮く」ことがあります。治って行く過程では、「全治」するまで全過程は5段階あります。

  1. 治療前で多くの麻痺が出ている状態(独歩)。
  2. PVL(脳室周囲白質軟化症)専用・3週間特別治療後のかかとが着いての歩行。
  3. 正常な歩行への中間点(2段階より麻痺が取れている歩行)。
  4. 下肢を中心に、全身全ての病的過緊張が消失し、滑らかな歩行の出現及び、歩行時に両手が上がらない。
  5. ジャンプ、走る等の練習を修得し、麻痺の全消失、生涯麻痺は一切出現せず、「全治」となる。

*PVL・大和スケール グレード3が対象となります(グレード1~10)

第4段階に入るまでは時々、「かかとが浮く」ことが良くあります。また、E.H君が左の部屋へ行き終了間際では、お母さんからのお話で、「昆虫の標本」等が目に入る、一瞬気を抜いた時に「すり足」が出現しました。「すり足」や「かかとが浮く」状態が時々起こる場合は、第3段階であり、「滑らかな歩き」、「両手が下に降りている」状態の出現は、第4段階で起こります。要約するとE.H君は現在、第3段階の終了~第4段階の入り口に入っている位置にいます。

第2段階より当院の歩行訓練が開始されます。多くの説明の中で、「ゆっくり歩く」時、つまり落ち着いている時ほど「かかとが着いた歩行」が出来るようになります。逆に遊びに夢中で「興奮している」時や、「小走り(興奮して急ぎ足になる)」時は、どうしても反射的に足に力が入り、足の指が丸くなる、かかとが浮いてしまう状態が出現します。落ち着いている時の歩行はかかとを着けて歩けるようになり、そして1ヶ月、2ヶ月の練習が過ぎいよいよ、しなやかで綺麗な歩行が出現し、その日数が増えていきます。PVL(脳室周囲白質軟化症)が治って行く場合、いきなり「0→100」、「100→0」とはなりません。一度覚えてしまった誤った筋の使い方、記憶に残ってしまった様々な麻痺の動きは、徐々に消失していきます。その工程が『3週間特別治療』後の治療となっています。そしていよいよ最終段階へと進んで行きます。

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