うつ 当院の実績紹介
うつ
うつ病は現代病の一つと言えるでしょう。また、うつ病を発症する環境を各家庭が作り上げているのかも知れません。
屋内でのゲーム遊び、パソコンや携帯電話に依存し、外に出てお日様の下で過ごすことの少ない子供たち。OA機器の発達や情報処理分野の仕事量が増えれば、大人もその負の部分を背負うことになります。太陽の下で働いたり、リズム運動を行う仕事が減少すればうつ症状が発症しやすくなる。
うつ病を発症させるメカニズムは、脳内にある縫線核という神経核が弱まるからです。縫線核はやる気を起こさせるセロトニンという科学伝達物質を産生する。このセロトニンの放出量が減ると、朝目覚めてもやる気が出ない。外出して散歩する気が起きない。朝から日中にかけて気分がすっきりしない。短気になった。電車に一人で乗れなくなる。日中は元気がないが夜になると元気になる。幻聴や幻覚が出現する。etc…。
これらの症状はセロトニン欠乏によって出現します。
近代医学の試み
うつ病と診断されると、病院の担当医は投薬による治療を主に行います。処方されるのは症状の程度によって異なりますが、まず初めに睡眠薬や、セルシン、レンドルミン、レキソタニン、ソラナックス、デパスなどの抗不安薬を用いられます。症状が重くなるにつれ、抗精神薬や、抗うつ薬であるコントミン、デグレトール、ヒルナミン、ドグマチール、トフラニール、アナフラニール、ルジオミール、テトラミドなどを処方する先生が多いでしょう。 海外などでは大分前から使われている最も効く薬として、SSRI、SNRIが日本でも近年多く使われており、テブロメール、ルボックス、パキシル、トレドミンなどが処方される。 また、心療内科のクリニックが増えていることもあり、カウンセリングも活発に行われているようです。
当院での治療法・実績
薬による治療は根本治療にならないケースが殆どです。その多くは、薬の増量を余儀なくされたり、症状を悪化させることも多い。 その理由の一つは、投薬の効果を検証すれば明らかです。 薬の作用は、セロトニンを作る細胞である縫線核を活性するのではなく、必要なセロトニンを強制的に血中に留まらせているからです。 当院では、鍼刺激により脳神経全般を活性化させるため、治療効果が形となって現れる。
令和4年より新設
当院では、多くの疾患に「自律神経」が深く関与していると考えております。「自律神経に」には抗炎症作用、整腸作用、血圧作用、睡眠調節、ホルモン作用、その他多岐にわたる器官の正常化作用を有するだけでなく、不安やイライラ、焦燥感など精神的な調節作用にも「自律神経」は係わっております。是非こちらもご一読下さい。*遠方でなかなか来院できない方、鍼治療より気軽に出来るものをお考えの方は、当院推奨のこちらからまず実施なさってみて下さい。十分な効果が期待できます。「特設・自律神経」ページ下にご案内があります。
お気軽にお問い合わせ下さい
当院にご関心のある方や、通院はしないけれど自分の病気や症状についていろいろ知りたい、相談したいという方等、小さな質問でも随時お答えしますので、お気軽にお問い合わせください。
尚、鍼治療の効果と症状の改善は、病気の軽重・種類・発症時期・患者の体質・年齢・体力など様々な状況によって左右されますので、先ずご相談ください。