K・Dくん /

K・Dくん

初診:0歳8か月
出生:29週1日 1,157g
診断名:PVL、ウエスト症候群
NICU入院中にpvlと診断され、手や足に麻痺が出る可能性があると伝えられました


※月齢10か月で集中治療を実施し、お母さんよりご感想をいただきました。

お母さんより

NICU入院中にpvlと診断され、手や足に麻痺が出る可能性があると伝えられました。 当時は周りにpvl について詳しい人もおらず、医師からも個人差がある病気のため何とも言えないと言われ、不安な日々でした。

NICU入院中から背中の緊張が強く、よく反り返って寝ていたのですが、リハビリの先生に相談してもpvlのせいかは分からないと言われ、自分でもpvlを認めたくない気持ちもあり、なすすべもないという感じでした。

双子の兄がいるのですが、兄は首がすわり成長していくのに対し、首もすわらず相変わらず反り返ってしまうばかりの状態で何とかしたいと思い、大和鍼灸院に連絡させていただきました。

まず一番に動きについて質問させてもらったところ、pvlでは良くあることですよと詳しく説明していただけてとても安心しました。pvlの症状なのかそうではないのかというモヤモヤとずっと戦ってきたのでpvlの知識のある先生のお話にはとても救われました。

1週間の集中治療から1か月たつ頃には手足の動きが増え、首や腰が少しずつしっかりしてきたと思います。何よりも寝かしつけがとてもスムーズになりました。

今までは長い時間抱いていないと寝ない子でしたが、体が楽になったのか10分くらい座って抱いていたら眠ってくれるし、夜中もあまり起きなくなりました。
それから、長い間ミルクが少ししか飲めなくて入院したこともあるほどでしたが、集中治療後からはしっかりと飲んでくれるようになり、吐き戻しも減りました。

今後は月に一度の1週間治療を継続して、首すわりや寝返りができるようになるといいなと思います。

担当より

2022年9月に集中治療をして現在3か月がたちますが、経過は良好です。

強い反り返りも徐々に減り、治療をするたびに体かゆるみ姿勢の異常も減ってきました。
初診時は、うつ伏せにすると背中に後頭部がつくくらい反り返りは強めでした。また左に向く癖のある子でしたが、今では自分から右に顔を向けられるようになり、強い反り返りも減っています。
pvlの子によく見られる外反偏平足の兆候も全身の緊張が弱まるにつれ和らいでいきまた。開きっぱなしだった股関節も今は、膝を閉じる動作を自分からするようになりました。全身の緊張が和らいできたため、自由に体を動かしやすくなった印象です。このまま運動量が増えていくにつれ筋力がつき、首すわり、寝返りにつながっていくと思います。

強い反り返りも減ってきたので、これからは抗重力位になる練習を始めていきたいと思います。姿勢の異常が取れ、発達を促す大きなきっかけになった集中治療だったと思います。

遠方からお母さんおひとりでお子さんを連れての治療、本当にお疲れさまでした。これからもひとつひとつの成長を大切に見守っていきましょう。

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